お子さんを小さい内から英語に慣れ親しませておきたい!
特に自分が英語で苦労された親御さんだったらそう考える事でしょう。
でも、早期英語教育について調べていると、メリットもデメリットも聞こえてきます。
特に心配なデメリットとして聞こえてくれるのが、早期英語教育をすると思考力が育たなくなるということ。
そんな親御さんの悩みや疑問を解決します。
早期英語教育のメリットとデメリットを理解した上で、早期英語教育を成功させるコツを教えちゃいます。
元英会話講師が見た様々なご家庭を観察して、生み出した早期英語教育を成功させる答えがここにあります。
これを読んで、早期英語教育を成功させましょう!
1. 早期英語教育について
べびちゃんできたら、ちょっと頭によぎるのが英語教育なんだよね。
そうだよね。そんな英語教育!早く始める事でのメリットをよく聞きますよね。
そして、早く始めないとできなくなるみたいな・・・
その辺の事実も体験談を含めつつお話しますね。
親御さんの中には「英語って何歳から学習し始めたらいいの?」って思う方もいると思います。
早くから英語学習をしないと、英語耳が育たなくなる?育たなかったら英語力伸ばす事ってできないの?
そんな疑問がわいてくると思います。
私の周りの友人や実体験を含めつつお話しますね。
- 0歳から英語を始めないと「英語耳」は育たない?
→もちろん早く英語学習を始めた方が英語耳は育ちますが、私の友人の中には小学校から英会話教室に通い始めて、「英語耳」が育っている人もいますよ。
なので一概に0歳じゃないと「英語耳」が育たないって事はないですね。
本人の素質もあるようですし、一般的に人間の耳の発達は10歳位で完了すると言われているので、それまでならいつでも「英語耳」が育つ可能性はあるのです。 - 英語耳が育たないと英語が話せない?
→私は高校生から英語の学習を始めていわゆる「英語耳」は育っていませんが、普通に英語で会話もできますし、英語で困っていることはありません。
たしかに発音できない単語が何個かありますが、英語での会話には困らないというのが私が感じる事実です。
2. 早期英語教育で一番懸念されていること
早期英語教育をすると思考力が育たなくなるって聞いて心配になっているんだけど
ほんと早期英語教育をすると思考力が育たなくなるってよく聞きますよね。
その部分が心配な方も多いと思うので解説します。
早期英語教育をすると思考力が育たなくなるのでしょうか。
いや、そんな事はないですよ!
実際にバイリンガルの環境で育った人がみんな思考力がないわけではないのです。思考力がある人もいれば、思考力がない人もいます。
そして、思考力のない人は早期英語教育をしたからないのではなく他の要因なのではないでしょうか。
そう、早期英語教育をしなかった人にも思考力がない人がいるじゃないですか。
なので、この早期英語教育をしたから思考力がなくなるというのが100%成り立つわけではないんです。
周りをみても、バイリンガルの環境で育った人でも思考力が育っている人はたくさんいます。
「早期英語教育としない」ことよりも、寧ろ思考力を高める教育をすることの方が思考力が育つか育たないかには深く関わっていると思いますよ。
3. 早期英語教育のメリット
そうなんだね!じゃあ、早期英語教育のメリットについて具体的に教えてほしいな。
ここはやっぱり「英語耳」が育つことや英語への抵抗感が少なくなることかな。
早期英語教育のメリットっていろいろな場所で語られているので、きっとこれ見たことあるよ~!って方も多いと思うけど、敢えてくりかえさせてもらいます(笑)
- 日本人が聞き取るのが難しいと言われる「th」「f」「v」「r」「l」の聞き分けができる、いわゆる「英語耳」が育つ
- 英語で「曜日」「好きな事」「天気」などについて話すことができるようになる
- 英語に臆することなく、積極的に英語で会話をしたり、話そうとすることができるようになる
やっぱり、英語に対して抵抗感なく話ができるとか、外国人の方を見ても普通に接し話すことができるというのは、英語を活かして生活しようと思っている時にとても重要ですよね。
また、日本人が聞き分けるのが難しいと言われている 「th」「f」「v」「r」「l」の音が聞き分けれるようになるというのも大きなメリットですよね。
実はこの聞き分けの能力が私は欲しかった人です(涙)
4. 早期英語教育のデメリット
早期英語教育のデメリットもあれば教えてほしいな。
なんかデメリットってあんまり語られてないけど、実はあるんだよね~
ここを気を付けておかないと折角英語耳あるのにってなっちゃうんだよね。
早期英語教育にはやっぱりデメリットもあって・・・
その部分について解説しますね。
- 英語を耳から理解しているので、文法をきちんと理解できていない
→毎日のように正しい英語に触れ、話す機会があれば話は別ですが、耳からの学習のみで文法をきちんと理解するのはかなり難しいです。
というか、かなりの時間を要します。なので、普通に英会話教室に通っているだけで、耳から文法を理解するのはほぼ不可能だと思っていていいとおもいます。 - 小さい頃から英語に慣れ親しんでいるので、自分は英語ができるんだっていう変なプライドみたいなのができてしまう
→英語ができるんだって自信を持つことは大変いいことなのですが、「英語は全部できる!完璧で学ぶことはなにもない!」みたいなプライドレベルになってしまうと要注意です。
折角「英語耳」を持っているのに総合的な英語力は伸びなくなります。
そしていつしか、英語の発音はいいんだけどね~ってなっちゃう危険性が!
5. 早期英語教育を成功させるためのポイント
なんか「英語耳」があるのに総合的な英語力が伸びないって本当にもったいないね。
ほんとにそうなってしまったら、もったいなさすぎます!
どうしてそのような事になってしまうかというと、小学校などで授業が始まった時に自分が他の子よりもかなりできるので、「慢心」してしまっている可能性があるんですよね。
確かに小学生の間は幼児英語教育で学んだ事で他の子とかなりの差がついているはずです。
しかし、文法力などがほとんど身についていないと、中学生になった辺りから他の子の方が英語力がのびてくるですよね。
そして、いつしか「発音はいいんだけどね」ってなってしまうんですよ。
英語力を伸ばす中で大切なのは総合的な英語力になります。
だからといって、幼児や小学校低学年うちから文法ゴテゴテですると、英語が苦痛なものになるのでお勧めもしません。
幼児の時から英語教育をしている家庭では、小学校中学年か高学年になって、ある程度英語を楽しむようになったら、挑戦っていう形で文法も少しずつ勉強していくといいですよ。
- 出来るようになった事を褒めることはとても大切だけど、その一方で常に世の中には上がいる事を見せてあげて、謙虚に学ぶ姿勢をどこかで教えてあげる必要もある
- 他と比べるのではなく、常に前の自分よりもできるようになった事に喜びを感じれるようにしてあげること。