英語共通テストでも高得点を狙いたいですよね。
ここでは、英語共通テストとセンター試験の違いを取り上げながら、英語共通テストで高得点を狙うためにしておいたらいい対策についてお話しています。
留学なしでTOEIC930を取得した私が考える共通テスト対策についてお話します。
しっかり、英語共通テストの対策をして高得点を狙いましょう。
1. 英語共通テストとセンター試験の大きな違い
すったもんだしたけど、2021年(令和3年)からは英語共通テストが始まりそうだね!
そうだよね。受験生の方はドキドキされてるのではないかと思います。
受験生を持つ親御さんもドキドキしてるでしょうね。
では、英語共通テストは何が大きく変わるのかっていう部分を説明します。
英語共通テスト | センター試験 | |
リスニング配点 | 100点 | 50点 |
リーディング配点 | 100点 | 200点 |
リスニング時間 | 60分 | 60分 |
リーディング時間 | 80分 | 80分 |
リスニング内容 | 1回のみ放送のものと 2回放送するものあり | 2回放送 |
リーディング内容 | 発音、アクセント、語句整序の問題なし 文章を読んで、概要や要点を理解するもののみ | 発音、アクセント、語句整序の問題あり 文章を読んで、概要や要点を理解する |
これを見て明らかなのが、リスニングの重要性が今まで以上に高くなるという事です。
今まで配点の5分の1しかなかったリスニングの比重が半分まで上がったのです。
そして、今まであった発音、アクセント、語句整序の問題がなくなってしまうのです。いわば、確実に点数がとれると思われていた項目がなくなるんですよね。
あと、リスニング時間は変わらないけど、1回しか読まない問題ができるってことは問題数が増えますよね。
この結果をみて単純に言えることは、英語をたくさん聞いて、たくさん読む練習をしておかないといけないという事です。
2. 英語共通テストはリスニング対策を
こんだけリスニングの比重が大きくなるんだったら、リスニング対策をしないといけないですよね。
リスニング対策ってなんで大変なんでしょうか?それは、リスニング対策の効果ってすぐに見えないんですよ。
効果が表れるまでに時間がかかる!
しかも、それまでは自分の力になっているのか分からない、霧のかかった森を歩いているような感じなんんですよね。
いつになったら霧のかかった森を抜け出せるの??それは人によってそれぞれなので、明確な答えは言えません。でも、確実に言えるのは継続すれば、結果が見えてくるという事です。
継続は力なり!効果が見えなくて不安かもしれないけど、ひたすら続けること!これに限ります!!
どんだけ効果が見えなくても、いつか効果が見えると信じて続けてみましょう!
あと、リスニングの効果の見え方はゆったりとした上り坂の線ではなく、階段みたいな線だと思っていてください。
ずっと効果がみえない平坦な道が続くけど、ある日ぐいっと伸びるのです。その日を信じて継続しましょう。
3. 英語共通テストのリスニング対策はいつからすべき?
英語共通テストのリスニング対策っていつからしたらいいのか教えて。
英語共通テストに限ったことではないけど、リスニング対策は早ければ早いほどいいです。
だから、今まだ行っていないなら「今から」しましょう!
先ほども少し述べましたが、リスニング対策の効果ってなかなか出にくいんです。
だから、早め早めに行う事をお勧めします!自分の耳が英語に慣れるのに時間がかかるんですよ~
そして、リスニング力は継続しないと力にならないんです。ちょっと聞き取れるようになったからってそこでストップしてしまうと、元に戻ってしまうんですよ。
私も昔TOEICのリスニングで490取得して慢心してしまい、1年位リスニングをしなかったら30点位下がってた苦い経験があります。
だから、ちょっと上がった位の時だったらすぐにリスニング力は下がってしまいますよ。なので、リスニングは継続して行いましょう。
今していないのなら「今から」です。
リスニング力は向上させるのに時間はかかるし、維持するためにもずっとリスニングをしておかないといけないからです。
4. 英語共通テストのリスニング対策は何をしたらいい?
じゃあ、リスニング対策って何をしたらいいのか具体的に教えてほしいな。
私がお勧めする勉強方法はディクテーションとシャドーイングですね。
ディクテーションとシャドーイングという言葉を初めて聞いたっていう方もいるでしょうね。
ここで簡単にシャドーイングとディクテーションについて説明しますね。
シャドーイングとは聞いた英語をそのまま発音するという勉強方法です。
きちんと全部発音できなくてもオッケーです。
小さい声で行ってもオッケーです。
隙間時間にいつでもできるのがシャドーイング、通学中、朝の準備中などを利用してシャドーイングをやってみましょう。
ちょっとブツブツ言っている変な人になっちゃうかもしれないけど、効果はあります!
リスニング力アップのためにちょっとブツブツ言っている人になりませんか?
ディクテーションとは聞いた英語を書くというものです。
正しいスペルで英単語を書けなくてもおっけーです。
ディクテーションの詳しいやり方はこちらを参考にしてみてください。
きちんとディクテーションを行うと、ディクテーションは基本的な英語力アップにもつながるので、リスニング力も英語力も上がって一石二鳥の勉強方法です。
是非取り入れてみてください。ディクテーションやシャドーイングに使う音源は英検などの問題集に附属のものから始めたらいいのではないかと思います。
リスニング対策をしっかりして、是非英語共通テストでいい点数を獲得してくださいね!