この記事は次のような方に向けて書いています。
フォニックスをお家で教えていて、お子さんがフォニックスのすべての音を覚えている方。
フォニックスのブレンディングの練習を始めた方。
この記事ではフォニックスの音を全て覚えた後にする、ブレンディングの学習についてお話します。
- なぜブレンディングを子どもに教えるのが難しのか
- 具体的なブレンディングの練習方法
気になる方は是非読んでみてくださいね。
1.なぜ2つのアルファベットを繋げる(ブレンディング)のが難しいのか
フォニックスをお家で教えているけど、2つの音を繋げるところをなかなか理解してくれないんだよね。
そうなんだよね。大人からしたらすっごく簡単なのにpとaで「pa」っていうのをなかなか理解してくれないんだよね。
大人からしたら、paで「パ」って発音するとかすごく簡単なのになんで?
ローマ字などを知っている年齢になると結構簡単に覚えれるんだけど、そうじゃないと時間がかかるんだよね。
知り合いの小学校の先生も言われていたのですが、ローマ字を知らない子どもにpaが「パ」になるというのを教えるのは本当に難しいと。
大人がフォニックスを習うとみるみる上達するのは、きっとローマ字を知っていたり、すでに英単語を知っているからっていうのが大きく関係しているんですよね。
ローマ字を知っているから音とアルファベットを繋げることが簡単にできるんですよね。
でも、子供でしかもローマ字も知らないってなると、そもそも母音・子音というコンセプトを知らないので、何をしているのが理解できないっていうのが大きな問題だと思います。
だから、pは「プッ」aは「ア」だから「プッア」じゃないの?って思っちゃうんですよね。
2.2つのアルファベットの音の繋がりを教える方法
そっかー!母音と子音を知らないからアルファベットの音の繋がりがなかなか理解できないんだね。
これはもう根気強く教えるしかないですね。
この音の繋がりを理解するのは、年齢が小さければ小さいほど大変です。
そして、正直つまらない学習方法になりますが、このような表を使って読む練習をするのも大事です。
でも、最初からこの表を出すと「無理!」ってなっちゃうので、最初はカードで1つずつ見せる感じですね。
これは根気強く教えていくしかないですね。
母音と子音をひたすら繋げる練習をしましょう。
その時に必ず「k」は「クッ」、「a」は「アッ」という形で必ず個々のフォニックスの音を確認して、合わせた「カ」という音を言うようにしましょう。
こんなかんじです!
最初に使う母音は一つだけにして、子音をどんどん変えていきましょう。
なんとなくわかってきたら、次に違う母音の練習をしてみてください。その時に理解していたら、自分から正しい発音を言えるようになりますよ。
これって習得するまでに結構時間かかるよね。
そうなの!
でも、こればっかりすると単調で楽しくないので英語嫌いになっちゃうから、1日に少しだけするようにした方がいいよ。
お子さんによっては、この部分に達するまでに時間がかかるお子さんもいるので、お子さんのペースに合わせてじっくり取り組みましょう。
フォニックスを教えるときにお勧めなのがこちらのカードになります。
3.慣れてきたらワードファミリーを使って単語を教える
2つのアルファベット音の繋がりが理解できてきたら、何をしたらいいのかな。
音の繋がりに慣れてきたら、ワードファミリーを使って英語を教えていくといいですよ。
ワードファミリーというのはこんな感じです。
例えば「an」という音のワードファミリーは「can、 fan、 ran、 tan、 pan、 man」という感じです。
こうやって一つのまとまりの音に対して初めの子音のアルファベットを変えて単語を覚えていきます。
音のまとまりについての表はこちらになるので参考にしてくださいね。
この音のワードファミリーも取り入れながら、練習を進めていくといいですよ。
教え方はこんなかんじです。
わたしは100円ショップのメモ帳でこんな小道具を使って教えていましたよ。
ぜひ参考にしてみてくださいね。