英語の検定試験なんかでは結構いい点数がとれているのに、いざ外国人と話そうと思うと話せない方向けにまとめてみました。
基本的な事は分かっているのに、英語が話せないのはどうしてなのでしょうか。
どうしたら英語を話せるようになるのでしょうか。
折角基礎力があるのに、このまま話せないままでいるのは大変もったいないですよね。
英語が話せない理由を知って、弱点を強化して、英語力を上げていきましょう。
また、そんな理由を踏まえながら、TEDを利用した学習方法をこちらで紹介しています。
理由を知って対策をして、英語を話せるようになりましょう。
1. 英語が話せないのは話題がない
ぼく、TOEICとかの点数は結構いいけど、英語が話せないんだよね~
そういう人って結構いるんだよね。
その原因を1つ1つ考えてみたよ。
英語で話せる話題がない!!単語力とかそこそこあるけど、共通の話題がみつけにくい。
簡単な挨拶をした後に次に続く会話に困ることってないですか?どんな事を話したらいいのかが分からなくなるパターンですね。
何かのイベントなら、イベントについて話したらいいのですが、これもそのイベントの語彙を知っていないと話すことができません。なので、イベントに行く前にはきちんと語彙を確認することをお勧めします。
また、話題に困ったときに話せるように話題の映画や本などについて調べておくのもいいかと思います。映画や本は比較的差しさわりのないトピックになるのでいいのではないかと思います。
- 政治的な内容
- 宗教的な内容
- 恋愛に関わること(LBGTなどもあるので、女性だからと言って「彼氏とかいるの?」って聞くのも失礼になります。)
- 年齢のこと
2. 英語が話せないのはちゃんと聞き取れてない
なんとなく聞き取れてるんだけど、会話に入れないんだよね。
なんとなく聞き取れてるだけで、会話に入るのは難しいかもしれないわね。
リスニング力が鍛えられていないので、会話の内容の全てを理解することができていない。
なんとなく英語が聞き取れている段階で、本格的に会話に参入するのは難しいかもしれませんね。
そもそも全部理解できていないので、何か言えても的違いな事もありますし、中途半端にしか理解できていないから、何て返したらいいか分からなくなりますよね。
しっかり英語で会話をするためには95%位の内容が理解できていないと難しいと思いますよ。
そして、そのような方はもっとリスニング力を鍛える必要があると思います。
リスニング力を鍛えるにはディクテーションが一番効果的です。
ディクテーションの詳しいやり方についてはこちらの記事を参考にしてください。
3. 英語が話せないのは笑いのツボや比喩が理解できない
単語が聞き取れても話についていけない時があるんだよね。何が面白いのか分からないとか。
育ってきた環境が違うので理解できないこともあります。
そもそも育ってきた環境が違うので、笑いや比喩などが理解できない
よく外国人の会話に交わっていると、自分だけ分からない笑いとか経験したことがありませんか?
それは往々にして、本人たちが幼少の頃にみたテレビやCMなど文化的背景からくることをネタに笑いを生んでいる場合があります。
みなさんも自分が幼少の頃に見たテレビや有名人などをネタに笑いを生んだりするのと一緒です。
例えばですが、ちょっと乱暴な人がいると「ほらあの人ってジャイアンみたい」とか、すぐにどこかに行きたい時に「どこでもドアがあったらなぁ」っていう会話が理解できるのは、ドラえもんを見てきた人だけです。
しかも、ドラえもんが国民的漫画で殆どの人が見ているから、この会話が誰にでも理解されるんですよね。
でも、外国人に「あの人ジャイアンみたい」って言っても通じないんですよね。
それと同じなので、この手の内容は理解できなくて当然です。私は個人的には理解するのを諦めています。
というのも、文化的背景を学ぶためにテレビや有名人やその時流行していたことを追いかけるのは不可能に近いし、無意味だと思うからです。
そのような時は会話を受け流し、他の話題の際にしっかり話すようにすればいいと思います。
- 育ってきた文化が違うのだから、理解できなくてもしょうがないと思いましょう。
4. 会話を生むおすすめの無料動画TEDとは
TEDってなになのか教えて。
英語学習をしている中で聞いた事がある人もいるかと思いますが、TEDでは様々な分野の専門家が様々なトピックについてスピーチしています
TEDはアメリカのメディア組織で、「広める価値のあるアイデア」をスローガンに様々なトピックのスピーチを無料でオンラインで公開しています。
こんなに質の高い内容が無料で聞ける場所はなかなかないように思います。
1990年から動画を公開している結構長年の経験のあるオンラインサイトなんですよ
5. TEDを利用した英語学習を勧める理由
ともなちゃんがTEDを勧める理由があるんだよね。
うん。やっぱりこの質の高い内容が無料で公開されてる場所は他にないと思うよ。
TEDを勧める理由は何個がありますが、まず1つ目がその内容の質の高さです。
それぞれの分野の専門家や最先端を研究している方、これから注目を浴びるであろう活動をしている人など、どの内容も興味深いものばかりです。
TEDを勧める2つ目の理由は、これを視聴している外国人が多いというところにあります。
なので、会話のネタに困った時などに、「そういえば前にTEDでこんなのを見た。」という話をすると「自分も見たよ」とか「それじゃないけど、同じようなトピックのものを見たよ」などと話しが広がっていきます。
TEDを勧める3つ目の理由が、様々なアクセントを持った人がスピーカーになっているという事です。
なので、これを聞くと様々な国の人の英語のアクセントに慣れることができます。
もしかしたら、日本人が持っている特有の「アクセントコンプレックス解消」につながるかもしれませんね。
- TEDの内容は質が高い
- TEDを視聴している外国人が多い
- TEDでは様々な国の人がスピーカーになっているので、様々な国のアクセントに慣れることができる
6. TEDを利用してディクテーション
ここでもディクテーションがいいんだね。
ディクテーションは英語力を伸ばすのに最高だからね~
でも、TEDは比較的長いのでその中の2分位に最初はしておいた方がいいかもね。
英語力を伸ばすためには、やっぱりディクテーションです。ディクテーションについて詳しく知りたい方は下の記事を読んでみてください。
TEDでディクテーションを行うといい理由は、その内容がより頭に残るという事です。
そうすると、いざこれについて外国人の方と話そうと思ったときに、語彙もきちんと出てくるし、言い回しもでてきます。
そして、相手が言っている内容も知ってる単語であればきっとよく聞き取ることができ、会話も弾むようになります。
この内容をしっかり理解した後に、その内容でシャドーイングをしておけば内容も再確認できますし、発音やイントネーションも学習することができるのでばっちりですよね。
なので、ディクテーションをした後は必ずシャドーイングを行うようにしましょう。
7.TEDを利用してシャドーイング
ディクテーションがいい事は分かっているけど、ディクテーションをする時間が取れないときはどうしたらいいのか教えてほしいな。
時間がない時はシャドーイングでもいいと思うよ。
ディクテーションをきちんと効果的に行うには最低1時間位の時間が必要になってきます。
時間がない場合はシャドーイングを行うのもいいと思います。
シャドーイングをする場合は、何度もでてきた知らない単語は必ず調べるようにしましょう。
その話の中核になる単語である可能性が高いので、いざこれについて話そうと思った時に単語が分からなくて離せなくなってしまいます。
8. TED私のお勧めの1話
ともなちゃんのお勧めの1話とかあれば教えてほしいな。
私が会話の内容に困ったときに、昔よく使っていたTEDの1話がありますよ。
この話は「Don’t eat the marshmallow」という話で、4歳の子供が「僕が戻ってくるまでにマシュマロを食べなかったら2つあげるよ」って言われた時にする反応を研究したものです。
内容もとても可愛く有名なので、話のネタになります。単語もとても簡単なので、是非見てみてくださいね。