英語の発音を綺麗にしたいって、英語学習している方なら思いますよね。
発音を綺麗にするにはやっぱりプロの指導があった方がいいなぁ。
そんなことを考えてオンライン英会話を考えている方に向けて記事を書いています。
この記事ではオンライン英会話のうちの1つネイティブキャンプの発音コースを受講した感想をTOEIC900越えの元英会話講師が解説しちゃいます。
1. 発音コースのレベル分けについて
発音コースってどんな感じでレベル分けされているのかな。
ネイティブキャンプの発音コースは大きくわけて3つに分かれてるよ~
ネイティブキャンプの発音コースはズバリ3つ!
- 初級コース
- 中級コース
- 上級コース
これで解説終わりだと、「これだけ!?」ってなっちゃうので、テキスト見ながらそれぞれのコースの特徴をまとめちゃいました。
- 単語数は50位
- 単語のレベルは中学生くらい
- 日本人にとって大変そうな発音は1単語につき1か所くらい
日本人にとって大変そうな発音ってどんなの?
l と rとか vとbとか発音の時に日本語にはない舌の動かし方などをする単語の発音のことだよ。
- 単語数は70位
- 単語のレベルは中学生~高校生くらい
- 比較的短い単語で日本人にとって大変そうな発音が1単語につき1~2か所くらい
日本人にとって大変そうな発音が1単語につき1~2か所くらいある単語ってどんなの?
例えばthieves とかかな。
thは舌を歯でかんで出す音だし、vは下唇を少しかむ発音になるからね。
- 単語数は70位
- 単語のレベルは高校生くらい
- 比較的長い単語で日本人にとって大変そうな発音が1単語につき1~2か所くらい
しっかりとレベル分けがされているので、自分にあったレベルで無理なく発音練習をしていけるのがいいですよね。
2. 発音コース(上級)のレッスンについて
実際のレッスンはどんな感じで進んでいくのかな?
レッスンに関してはどのレベルも順序は一緒みたいだよ~
発音コースのレッスンの進め方は次のとおりみたいです。
- 英文を自分で読む
- 1文ずつ区切って読む
- 先生が再生する英文が読まれている音声を聞く
- 早く読む練習をする
- オーバーラッピングに挑戦する
英文を自分で読む
こんな感じで英文が画面に表示されます。
まずはテキストの英文を自分で読みます。
それに対して先生が発音がちがった部分などを指摘してくれます。
1文ずつ区切って読む
ここで今回習得しておきたいターゲットになっている単語を重点的に先生がみてくれます。
イントネーションの違いや発音の仕方を教えてくれます。
ターゲットになっている単語には日本人が苦手とする発音が含まれてるんだ。
じゃあ、一つの発音についてじっくりというよりは、いろんな単語の発音を一気に学習していく感じなんだね。
そうだね~
実際に受けてみると、テンポよく学習を進めていくことができたよ。
先生が再生する英文が読まれている音声を聞く
このセッションでは聞くだけなの?
いやいや、ここでも聞いた後にもう1度読むよ~
ここでは主に音声変化について教えてくれたよ~
音声変化って何?って方のためにここで少し解説しちゃいますね。
例えば、「is a 」で説明しますね。
普通によむと「izu a」ですよね。
でも、これが音声変化で「i za」となります。
そう!あの俗に言う、英単語がつながるやつですw
音声変化についてわかってくると、もっとより自然な英語を話すことができるようになりますよ。
早く読む練習をする
早く読む練習って何をするの?
ほんとにその言葉のままでw
先生がストップウォッチで時間を測ってくれるよ。
テキストの文章を自分が読んでいる時に先生が時間を測ってくれます。
ほんとに「reday go!」みたいな感じで始まりますよ~
早く読もうとすると、結構間違えたりするんですよね。でも、そんな中で発音に気を付けながら読んでいく感じです。
今回の上級のテキストは早口言葉みたいな文章も含まれていたので、私も苦戦しました。
オーバーラッピングに挑戦する
オーバーラッピングって何??
オーバーラッピングは英文を見ながら音声を聞いて、音声に合わせて英文を読んでいく学習方法だよ~
オーバーラッピングで読む練習をするときに、イントネーションも真似ると英語の上達のスピードがあがるんですよ。
そんなオーバーラッピングも授業の一部になっています。
3. 発音コース(上級)を受講しての感想
率直に発音コースを受講してみてどうだった?
全体的にとってもよかったよ~
きちんと小さい部分まできちんと発音をみてくれていて、指摘してくれるしね。
(実はわざと間違えてみたりした人です)←先生ごめんなさいm(__)m
でも、次のような事を期待している人には向かないかもです。
- 口の模型などを用いて舌の位置の説明等をしてもらいながら、授業を進めてほしいと考えている人
- 発音記号等を用いて、1つ1つの音にフォーカスしながら1つずつ発音を教えてほしいと考えている人
1つ1つの音にフォーカスしながら学習しなくても大丈夫なの?
英文の中の単語を使うとはいえ、発音教える時って結局1つの発音記号にフォーカスしている状況になるんだよね。
だから、わざわざ今日は「th」の発音の学習をします!とかってやらなくても大丈夫です。
でも、この教わり方はそれぞれの好みがあると思うので、1つ1つの音にフォーカスしながら学びたい人はまた違うオンライン英会話やプライベートレッスンで教えてもらうのがいいといいですよ。
因みに上級コースと他のコースの大きな違いは何かな?
私が感じた大きな違いは早口言葉のような文章が多いということかな。
英語で言うと「tongue twister」のようになっている文章が所々であるんですよ。
tongue twisterって「tongue→舌 twister→もつれさせる」という意味なんだけど、その言葉の通り舌が何度ももつれちゃいます。(笑)
英文を読んでると口が疲れちゃうかんじですね~
きちんと英語を話すと口が疲れちゃうの?
日本語にはない発音で、舌や唇をいっぱい動かすので疲れるんだよね。
きちんとした英語の発音をするのは、慣れるまでは結構疲れちゃいます。
やっぱり日本語はあまり口を動かさない言語なので、正直普段使っていない筋肉の筋トレをしているような感じになりますね。(笑)
でも、この部分をきちんとすると英語の発音がとてもよくなるので、英語の発音を綺麗にしたい人は頑張ってやってみてくださいね。
こちらの記事にネイティブキャンプの無料体験について詳しく書いているので、気になる方は是非読んでみてくださいね。