お子さんが3歳になって、英語学習を始めようと考えている方必見!
この記事では次のようなことについて解説しちゃいます。
- 3歳からの英語学習の取り組ませ方
- 3歳からの英語学習で取り入れたらいいこと
- 英語耳の育成には3歳からでは遅いのか
実は3歳までの学習のさせ方と3歳からの学習のさせ方は違うんですよ。ここを知っているのと知らないのでは大きな差が生まれます。
そして、英語教育をお子さんにしていく上で絶対に知っておくべきポイントがあります。これを知らないと折角の幼児英語教育が無駄になってしまうかもしれません。
お子さんの3歳からの英語についての様々な疑問にお答えしつつ、お子さんの学習に関わる際に親として知っておいた方がいいポイントについて解説しますよ。
1. 英語学習は何歳までに始めないといけないのかについて
英語学習って何歳までに始めないとだめなのか教えて。
この何歳までっていうの気になるよね。
でも、何歳でもいいわよ。
何歳までに始めないとできなくなってしまうっていう考え方があるかもしれませんが、私は個人的にはそんな事はないと思います。
私自身も英語学習に本格的に取り組んだのは高校生になってからですが、それでもTOEIC900以上取得しましたし、英語の発音もそこそこ綺麗です。
中学生の頃の英語なんて「主語と動詞」が何なのかさえ理解していないレベルだったんですけどね・・・それでも、英語習得できちゃうんです 。
もちろん早くに学習を始めた方が英語への抵抗感などはなくなるでしょうね。
また、俗にいう「英語耳」ですが、人の耳の発達は10歳位で完了すると言われています。なので、3歳から始めても「英語耳」が育つ可能性は十分にありますよ。
2. 3歳は節目の歳
有名な教育方法の1つモンテッソーリ教育では3歳は節目の歳とされています。
- 0~3歳
→「 吸収する精神(無意識)」の時期 - 3~6歳
→「意識の芽生え」の時期
モンテッソーリ教育では0歳~3歳位までは「 吸収する精神(無意識)」の時期と呼ばれています。つまり、周りにある環境をそのまま吸収していく時期と考えられています。
そして、3歳~6歳位までを「意識の芽生え」の時期と呼ばれ、今まで学んできたことを意識しながら整理したりする時期と考えられています。
このように分けてみると、3歳って大きな分かれ目になりそうですよね。ここでじゃあ吸収する精神である3歳までに英語学習を始めておかないとダメなの?って思う方もいるかもしれませんが、そんな事はありません。
3歳を節目に子ども達が外の世界に対する反応が変わるのです。
なので、その3歳を節目に親の子ども達への働きかけ方を変えてみたらいいんですよ。
次の章でそれぞれの年齢に応じた親の働きかけ方を説明しますね。
3. 3歳までの英語学習の方法
3歳までは「 吸収する精神(無意識)」の時期です。それを頭の片隅におきながら英語学習を勧めていきましょう。
0歳~3歳までは、自分の周りの環境から全てを吸収していきます。
なので、ここでの英語学習は親が環境を整えてその時することを選んであげることになります。
なので0歳~3歳位までの英語学習は基本親がいいものを選んであげます。
英語のいい本、いい動画、いいおもちゃなどなんでもいいのでお子さんの周りに揃えてあげましょう。
最近ではいい動画もたくさんyoutube等にありますし、様々な方法で英語環境を整えてあげる事ができますよ。
また機会があれば、ネイティブスピーカーの方と交流できるようなイベントに足を向けるのもいいですよね。
英語の本の朗読会などを見つけたら、是非参加してみてください。
きっとお子さんにとっていい刺激になりますよ。
4. 3歳からの英語学習の方法
3歳~6歳までは「意識の芽生え」の時期と呼ばれる時期なので、それを意識しましょうね。
「意識の芽生え」の時期かぁ!
じゃあ、子供に選ばせないとねって考える親御さんもいるかもしれませんが、ちょっと待ってください!
でも、3歳~6歳ってまだ子供なので、そんな全てを自分で選ぶことはできませんよ。
ここで大切なのは親が選んだいいものの中から「子供に選ばせる事」です。
なので、大変ですが子どもが選べるようにいくつかの選択肢を用意します。
その中から子供にどれがいいかを選ばせるようにしたらいいのです。
また、子どもに言葉がけをしてやる気にさせるのは、とてもいい事なので、子どもがやる気になるような言葉がけもどんどん行っていきましょう。
そして、様々なものに興味がもてるようにしてあげましょう。
英会話教室も3歳位から受け入れてくれるとこが多いから英会話教室に通わせたいけどどうしたらいいのか教えて。
やっぱりここでも大事なのが子どもに選ばせることですよ。
親が無理強いして通わせる英会話教室ほど無意味で時間の無駄になるものはありません。
お子さんが英会話教室に通うことに興味がないのなら、興味がでるように仕向けるか、興味がでるまで英会話教室に通うのはやめておきましょう。
でも、基本英会話教室はゲームなどを取り入れて楽しく英語を勉強しているところが多いので、無料体験レッスンなどにつれていったら興味を示すかもしれませんね。
また、英会話教室に通わせる時間がない親御さんはオンライン英会話などを利用してみてもいいかもしれませんね。
お子さんが楽しみながらできるようにしてあげてくださいね。
5. お子さんの英語教育をする上で大切なこと
英語学習をする上で一番大切なことをお話しますね。
一番大事なことは「親は子どもの成長を見守って、助けが必要な時に手を貸すだけ」という事です。
往々にして、親は子どものためを思って一生懸命になってしまいます。
そして、ふと忘れてしまうんですよね。「親は子どもが助けを必要としている時に手を貸すだけ」なんだという事を!
特にお子さんが伸び悩んだりした時なんかは、忘れてしまう傾向があります。
なかなかうまく進まない時も、ひと呼吸おいて、ゆったりとした心でお子さんの成長を見守ってあげてくださいね。
でないと、お子さんは大の英語嫌いになってしまう可能性がありますよ。
お子さんが英語を嫌いになってしまったら、英語力が伸びることはほぼないと言っても過言ではありません。
なので、気長にお子さんが英語を好きになれるように働きかけてあげてくださいね。
そして、周りのお子さんと比較することだけは決してしないでください。みんなそれぞれのペースで英語を習得していきます。
比べていいのは「過去のお子さん自身」です。
そうしないと、お子さんのやる気がなくなってしまいますよ。